フリーランスとして働きたい人へ

僕は26歳のときにフリーランスのITエンジニアとして独立したんだけど、その時にお世話になったエージェントを挙げていこうと思う。読者の参考になれば幸いです。

 

当時の僕のスキル感は、話すのも恥ずかしいくらいだが、VB.NET, Javascript, Javaなどを使ったお堅い業務システム開発経験(主にバグFixや小~中規模の機能追加)、ちょっとDBワカルくらいのレベルだったかと思う。

今思えばよくフリーランスになろうと思ったなと、当時の自分の行動力というか、無謀さ?に感心する。

 

そんなレベルなので、最初の単価は月50万ほどだった。激安だがそれでもフリーランスとして働きたかったんだろう。

きっかけは↓のブログだった。

 

www.se-free.com

 

当時は斬新な働き方に見えて、とても興味をもった。自分のスキルを上げていけばグングン単価を上げていけることや、辞めたいときにやめられる自由さが独立の決め手となった。(現場からすれば大変迷惑な話だが)

 

ブログに倣って、エージェント企業と契約を結ぶことにした。最初にお世話になったのは↓の会社だった。

freelance.levtech.jp

 

地方に引っ越すことになったとき、↓の会社にお世話になった。福岡、広島、大阪など地方の大都市にも支社があり、地方案件を紹介してもらえる。

pe-bank.jp

 

こういったエージェントと契約を結ぶにあたってよく言われるのがマージンの話。

経験上、10%前後くらいのマージン率が適正な気がするが、会社によっては20%以上取るところもある。

後者のPE-BANKは契約年数に応じてマージン率が下がっていき、最終的には8%になる。(そもそもマージン率を開示していること自体が珍しい)

 

あと、自分自身が商品となるので、自分の単価を認識しておく必要がある。適正な単価を把握するためには、エージェントが紹介してくれたり出回っている案件の要求スキルと単価を見比べてみると良い。これくらいのことができたら単価はこれくらいもらえるんだなぁと、ざっくりとした相場感が掴める。

僕の経験上、単価100万を超えたあたりから要求スキルがグッと上がり、開発の上流工程をこなせたりリーダー経験(PM)がないとキツい。

 

年齢が上がっていくとともに単価が頭打ちになったり、フリーランスと現場の社員とのドライな関係が嫌になって、会社員に戻ったりする人も結構いる。

たぶん10年くらいフリーランスを続けていると、自分のキャリアについて立ち止まって考える時が来ると思う。

 

僕の場合は起業したのだが、フリーランスをずっと続けるのか、会社員として働くのか、起業するのかは人の気質によって分かれるところだと思う。自分との対話を普段からしっかりしておき、決断していくと良いと思う。